どうも。この業務連絡が1年を迎えたらしいです。めでたい!毎度長くなるこの日記を読んでくれてる人もチラホラいらっしゃるみたいで!お陰様で楽しく続けられてます。いつもありがとうございます。
さてS.E.Mがトンデモ情報を出してきましたね。ゴッホ。
お恥ずかしながらゴッホの知識ってこの歳まで「タンギー爺さん」しかありませんでした。耳切り事件の事も知らなかったです。無教養です。タンギー爺さんについて、これは私が小学校低学年の時、ド田舎にしては大きい美術館に、ゴッホの絵が来るぞ!と学校と先生たちが大騒ぎし、何も分からぬまま全校生徒は学校特権のタダチケットで美術館へ行きました。それまで人の描いた絵を見るという経験もありませんでしたが、美術館見学を終えたあと感想文を書く時間で「近くで見ると絵の具がボコボコしてた」的な感想を書いたことは覚えています。あと明るい絵だったから、ゴッホも明るい人なのだろうなと思っていました。というかタンギー爺さんがゴッホだと思ってました。あと多分、流れ的にひまわりも見たんじゃないかと思いますが記憶にないです。
セムがゴッホを演じるというお知らせが来た時、おすすめ欄には教養のあるプロデューサーさんたちの知識や関連書籍などが流れてきて、「みんなゴッホ、テオ、ゴーギャンがどんな人物であるか知ってるんだ…それに比べて自分はこの歳まで生きててなんて無教養なのだろう…」と思いました。別にXでゴッホやそれに関係する人物や時代背景などを知ってもいいけど、なんか自分の力で学習したいなと人生で初めて思ったのでこれはすごい!自分の中に学びたい欲があるんだと3日ぐらい驚きました。そんでセムゴッホのお知らせ以来、今もなお学習しています。
結果、めちゃくちゃ面白い。
びっくりしています。お察しの通り、学生時代は勉強は苦手だったのでできていません。大学も、これ以上勉強したくないし学びたいこともなかったので大学へ行くという進路は選択肢にありませんでした。歴史なんて特に苦手で日本史も世界史も、一生好きになることも知りたいと思う好奇心も無いのだろうと思っていました。一昨日、この分野を美術史ということも知り、もっと分類すると西洋美術史だということも知りました。
セムって基本的に学生向けのユニットじゃないですか。基本的に。自分が初めてプロデューサーになった時、それはもうずっとずっと昔のことですが、その時ですら社会人だったのでセムのことは大好きだけど自分とは無縁だなと思っていました。社会人なので勉強をすることもテストをすることもない。(ずっと後にテストだけが勉強じゃないと気付きますが当時はそんな事まで考えていない。)だから「セムのおかげで勉強頑張れる」とか「セムのおかげで合格しました!」とか言っていた学生Pさんたちのことを、セムのことを先生と言える立場の時代にセムに出会えてて羨ましいなと思っていました。自分もセムのことを先生って呼びたかったって思ってました。妬みとか若いことへの羨ましさとかではないよ。似たようでちょっと違う。
でも気付いたんだよね、勉強って学校で学ぶことだけが勉強じゃないって。セムがゴッホ関係のことを演じることにより、ゴッホに興味が無かった自分が知識を得ようとしている…!これってセムが私に勉強への意欲に火をつけたってことなのでは!と。これは都合のよい解釈
しかしね、これが実に楽しいこと。
で、更に気付いたことがある。ゴッホって死後に評価されたらしいじゃないですか。「もう少し生きていればゴッホも絵が評価されてたのに…」って惜しむ声もよく見かけるみたいなんですけど、これって、テオの奥さんのヨーがゴッホが亡くなったあと、ゴッホの絵を世に広める為に動いてくれたらしいです。つまり、結局はゴッホは亡くならない限り動いてくれる人っていなかったのでは。良くない例え話ですけど、テオとヨーが仮にゴッホより先に旅立っていたら、周りの人達はゴッホの絵を評価して貰う為に動いてくれていたのでしょうか。ゴッホは癇癪持ちで難しい性格だと知りました。絵の技術はすごいけど、人間性に問題があり、誰も近付こうとしなかった。なので生きているうちに評価されなかった(後期は評価されてたらしいですけど)言い方は悪いけど、こういう人のことを誰が評価するんだろうって思うと、結局ゴッホが評価されるということはゴッホは死ななければいけないのではと何だか切ない気持ちになりました。なんか熱弁してしまいましたけど、今週得たばかりの知識なので「いや、そうじゃないでしょ何言ってんの」って意見は受け流すか胸に秘めるかしてください…。
で、影響されやすいオタクは先日京都府で開かれていた、カナレットという画家の絵を見に行きました。美術館(ここは博物館での開催でしたが)は苦手意識が強く、特に作品説明文を読むのが苦手でしたが、近年はこのブログを書いたり、紙に日々の日記を書いたりしてたせいか文字が読めるようになりました。お陰様でカナレット展、楽しめました。難しいことは分からないけど文字を読解し、絵と照らし合わせることが出来て初めて美術館って面白いと思いました。すごい!カナレット展なのにモネの絵も展示されていたのには驚きました。そしてタイミング良く、来月またもや京都でモネ展があるみたいです。行くしか。すっかり西洋美術ブームが来てしまいましたね。7月の大阪ゴッホ展も絶対行きます。
カナレット展で買ったモネのポーチ、かわいいでしょ。ゴッホのキーホルダーは2年ぐらい前に友達に付き添った「ゴッホアライブ」で買いました。
そん時の写真。映像とかは記憶に残したくて撮ってない為写真はこれしかないです。まさかこの数年後にこんなに熱中するとはって感じ。
今もまだ絶賛お勉強中ですが、セムゴッホはなんか隣人組で兄弟!エモ〜!とか、隣人組で隣の墓!エモ〜!とかそういう軽いものでは言い表せないと思いました。ゴッホの色んな歴史あってのセムが演じてくれるありがたさなんだけど、それだとセムがあってのゴッホはおまけって感じでちょっと嫌かも…です。もっと言葉にできない感情です。自分で得た知識と、そこから感じた感情とか大切にしたくて今本垢見ないようにしています。セムゴッホ二次創作見たいって昨日まで思ってたけど今はそうでもないかも。実際に色々調べてみると、そういうこと、この人物言わなくない?やらなくない?これってゴッホどうとかより流行ってて数字取れるから描いてるだけじゃない?って人の作品対して思ってしまう自分も嫌です。
この話題は終わり。途中ちょっとモヤってしまいましたがセムゴッホストーリー、すごい楽しみです。皮肉にも3月3日は耳の日。やりやがったなSideM…と、怯えています。
これらに影響して、アナログで絵を描きたいとか展示会に出展してみたいという気持ちが強いです。影響されやすいオタクな為!油絵は昔挑戦したことありますが向いてませんでした。粘土工作の為にアクリル絵の具セットを持っているので明日は病院と補聴器調整を終えたらお街へ出て画材屋で色々追加調達します。楽しみ!
ゴッホ関連書籍も読んでて、気になる本もあるんですが積読が増えるだけなので我慢したいけど我慢できないんだろうなと半ば諦めモードです。
長くなりましたが終わりです。あ、夏のパバステ現地申し込みました!サークルカットが適当すぎるので後日差し替えますが、テニサーの新刊漫画と舞田と次郎ちゃんが仲良くなるまでの教師時代小説を出します。今頑張って作業してます。
報告メモって長さじゃない。タイトル回収できませんでした。それでは。ノシ